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松原巌樹「花のつくりとしくみ観察図鑑 全8巻」

2010.6.22 松原巌樹「花のつくりとしくみ観察図鑑 全8巻」


松原作品画像


松原作品画像

「花のつくりとしくみ図鑑 全8巻」

シリーズの構成

  まわりを海にかこまれ、山々が国土の大半を占める日本は、一年中亜熱帯性の花が咲い
ている沖縄から5月になってやっとサクラが咲きはじめる北海道まで、南北に長い島国で、
その自然は変化に富み、そこに咲く花たちも多種多様です。
 1巻は「花のあるけしき」と題して、その豊かさをわずかでも紹介できればと、環境別
のパノラマ図を中心に絵筆をとりました。また、植物は人間を含め、すべての生命の源で
ありますから、植物と地球環境との関わりについての基本的な事柄を簡単にお話します。
 2巻から4巻までは、特に対象にした小中学校の生徒さんに身近な自然環境の「校庭」「通
学路」「公園」や「花壇」の花を取り上げました。おしべやめしべ、風変わりな花びらなど
の拡大図をたくさん盛り込みました。
 5巻では花屋さんで見かける切花を主体にしてあります。大型の花が多いので、さらに
観察がしやすいでしょう。
 6巻「水辺・海辺の花」と7巻「山や野の花」は夏休みの旅行や学校の遠足のおりに見
かける花が、それぞれ細かい解剖図とともにならんでいます。
8巻では、身近な紙を材料にして、花を再現します。花弁やがく片、おしべやめしべの
着き方などを確かめながらの作業によって、花のつくりやしくみを理解していただくのが
目的です。遊び心で「造花づくり」を楽しんでください。


小峰書店発行 花のつくりとしくみ観察図鑑 全8巻
各巻の体裁  A4変形判 52ページ 3000円+税