今月のエッセイ
『マラソン』佐々木愛
今年も残すところあと1ヶ月となりました。
最近外部の企画展などにも誘っていただけるようになり、仕事に展覧会に大忙しの一年となりました。
作家の皆様、ギャラリーのオーナー様、そして展覧会に足を運んでくださったお客様、大変お世話になりました。
さらにパワーアップした作品を発表できるよう精進してまいりますので、来年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、私事で恐縮ですが、細々と続けております「マラソン」が今月で4周年を迎えました。
元々スポーツが大の苦手だったのですが、一日中デスクワークで全く動かない日も多くなり、運動不足解消の為にスポーツクラブに入会。
長くは続かないかなぁ…と思いきや、通っているうちにスタジオプログラムにハマり、筋トレにハマり…トレーニングをお願いしていたトレーナーがマラソンをやっていたこともあり、いつの間にか私も「ランナー」になっていたのでした。
あまり多くの時間は取れませんが、仕事や作品制作の合間に練習し、年3～5回大会に出ています。
マラソン大会と聞くとストイックに走るだけのイメージがありますが実際は逆で、何千・何万という沢山のランナーと共にゴールを目指し、沿道からたくさんの声援をもらい、ゴール後は美味しいものを食べ、お土産をもらってお祭りのような感覚です。
また、都心の公道のど真ん中や、マラソン大会がなければ知り得なかったであろう秘境（!?）を走ることで非日常を味わえるのも魅力のひとつ。
もちろん走っている最中は苦しかったりもするのですが…ゴールした時の達成感・爽快感は格別です。
来年もいくつかの大会にエントリーしているので、これからものんびり続けていきたいです。
