「はじまりは書斎の前の野草園」
2019.9.3 「はじまりは書斎の前の野草園」
日時:2019年9月21日(土)~11月17日(日)休館日毎週火曜日
(ただし10月22日(火)は祝日のため開館し、23日(水)が休館となります)
会場:練馬区立牧野記念庭園記念館
入場料:無料
牧野記念庭園情報サイト
交通案内
【展示案内】
植物学者牧野富太郎は、1926(大正15)年に大泉の地に居を構え、1957(昭和32)年に満94歳
の生涯を終えるまでの30余年、自邸の庭を「我が植物園」と呼んで大切に育んできました。
その庭は、もともとの武蔵野の自然を活かしつつ、全国各地で採集してきた植物を書斎の前に植
えて観察したのがはじまりでした。
牧野博士は、たびたび庭で座り込んでは植物のスケッチをしたり、標本を採ったり、
庭の植物を詠んだりして、庭とともにある晩年を過ごしています。
牧野博士のなくなった後、その庭は1958(昭和33)年12月1日より牧野記念庭園として一般公開され、
開園から60周年をむかえました。
本展示では、牧野博士が暮らしていた当時採集した標本、庭で描いたスケッチ、関連書籍などから、
牧野博士がどんな植物を庭園に植えていたのかをご紹介します。
また、一般公開後の庭園の写真も展示し、これまでの庭園の変遷を振り返ります。
さらに、現在の庭園で見られる植物も標本や写真で展示し、現在に続く牧野記念庭園の魅力を発信します。