『ぼくは猟師になった』で狩猟ブームの先駆けを担った著者、待ちに待たれた7年ぶりの新刊!
現代社会の隙間を縫うように暮らす。
獲って、さばいて、食べる。
シンプルな暮らしは喜ばしい。
「生活者としての猟師」が今、求められている。
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・昭和の里山は理想郷だったのか?
・人里に動物が出没するのは森の荒廃が原因か?
・自然は「手つかず」が理想か?
・自然はカラダにいいのか?
・猟師は森の番人か?
・猟ができるのは山間部の人間だけか?
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狩猟採集生活の中で練り上げた、現代猟師考。
野生動物たちと日々行き交い、これからの自然を思う、20のエッセイ。
[著者プロフィール]
千松信也(せんまつ・しんや)
1974年兵庫生まれ、京都在住、猟師。
京都大学文学部在籍中の2001年に甲種狩猟免許(現わな・網猟免許)を取得した。伝統のくくりわな、
無双網の技術を先輩猟師から引き継ぎ、運送業のかたわら猟を行っている。鉄砲は持っていない。
2008年に『ぼくは猟師になった』(小社刊)を出版(現在・新潮社文庫)。
狩猟にまつわる講演等も行う。
著者:千松信也
絵:松本晶(挿画)・木口裕香(カバー)
装丁:小板橋基希
定価:本体価格1600円+税
ISBN 978-4-89815-417-5
2015年発行
仕様[四六判/並製/272ページ]